- 103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/07(土) 13:18:45.40 ID:AwfUWYgM0
- 勇者A 「どういうことだ 俺だけなんともないのか?」
Β 「……」
勇者A ( みんな魔物になって死んだのに
瘴気の雨をこれだけ浴びても 何で俺は平気なんだ
不気味だけど… 一度王国に戻ってそれから故郷に帰ろう
もう戦争なんてこれっきりだ 母さんとずっと一緒に暮らすんだ
魔物だろうが人間だろうが 他人との違いをちょっと我慢すれば
魔物と人も共存していけるし きっと 住みやすい世界になる
王国はそれが分かっちゃ居ない )
勇者A 「そうさ、憎しみの心を育てた後で平和を築こうなんてムシが良すぎる
お互いが生きて何がいけない」
Β 「……」
勇者A 「なのになんでこんな悲しいんだ
教えてくれ 俺はこれで正しいんだよな
全部無駄じゃ無かったよな」
Β 「……」
前スレ:魔王「一千万人勇者だと 馬鹿を言うな!」
- 104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/07(土) 13:20:30.71 ID:AwfUWYgM0
- 魔王 「なんの! この程度の傷で…!」
大将A 「雷電を食らってまだ戦うか 化け物め!」
賢者A 「御神木が、この地上の秩序が…!」
賢者B 「ついに、枯れてしまった 魔力がどんどん失われていく…」
僧侶C 「残りの兵はどうした!
すべて雷電に巻き込まれたわけではなかろう」
勇者K 「あと九百人ちょっと、魔王が弱ってるのならいけるぞ!」
大将A 「全員斧を手にとれ 細工は無しだ」
魔王 「ここまで小ざかしいマネを繰り返してよくも言える!
ならば殺してみせよ 我が身を今ここで!」
勇者Z. 「その血をすべて流せば もう立っていられまい!」
勇者X 「俺達は一人でも生き残ればいい!」
魔王 「私は殺されても この血で貴様らを呪ってやる
呪ってやる 呪ってやる! 呪われろッ!」
- 107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/07(土) 13:23:07.94 ID:AwfUWYgM0
- 大将A 「魔王は仕留めたのか!?
遺体は火薬で焼き払ってしまえ 首も残さんでいい!」
僧侶C 「生き残ったのは八百の勇者と 百の軍人だけになりましたな」
大将A 「魔王を倒したのだ それで全てが終わったのだから
もう後悔する事など無い 神殿も時間はかかるが
再建する事もできる いや、生き残った我々がやらなくては」
賢者A 「出来はしません… 御神木が枯れてしまえば」
大将A 「千年でも二千年でもかけて
巫女と賢者の祈りを捧げれば いつかは
この地上は復活するのだ 悲しい顔をするな」
勇者K 「なんだ… どうした!?」
勇者W 「同士討ちだ!こいつらが… うわッ!」
勇者Y. 「魔王の血を浴びて狂っちまったな
正気にもどれよ お前… うあッ!!」
大将A 「なにをやっておる 切り刻まんか!」
勇者K 「呪われていても味方の勇者なんだぜ ためらって当然だろう」
大将A 「そんな事を言って死にたいのか!」
- 110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/07(土) 13:28:59.81 ID:oK4dKcUv0
- 市民A 「なんだ、 ありゃ」
市民B 「人間… いや、不思議な肌の色をしている
もしかして 人間にそっくりな魔物なんじゃないのか」
市民 「魔物!? ヤバイぞ 退治できる者に知らせなくちゃ…
何でこんなに近くまで 化け物の接近を許したんだまったく!」
勇者A 「俺は化け物なんかじゃない よく見てくれ
確かにひどい格好してるけど
戦いの後なんだから仕方ないだろう」
市民B 「喋った! 魔物が人間の言葉を話した!」
勇者A 「当たり前だ 俺は人間だよ」
市民C 「喋る魔物は魔族に違いない!
この街に災いを生む源だ 出て行け!」
勇者A 「言われなくても 水と食料をくれりゃ出て行くよ
腐っててもいいから 何か恵んでくれ この斧もやるからさ」
市民A 「ほ、本当に… 魔物じゃないのか?」
勇者A 「何度言わせるんだよ、本当に怒るぞ!
王国の刻印が入った はがねのオノ と交換するんだ
悪い話じゃないだろ ちょっと 汚れているけど 錆びちゃいない」 - 111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/07(土) 13:31:08.28 ID:oK4dKcUv0
- 市民B 「ほ、ほら水だ 馬の水だが」
勇者A 「飲めりゃなんでもいい 顔だって洗えそうだしな
でも ちょっと傷付くよな こういう持て成し方ってさ」
市民C 「水面にうつる自分の顔を見てみろ
本当にひでぇ顔だぜ 魔物にしか見えねぇ」
勇者A 「どうせ俺は優等な顔はしてませんよ
顔は変えようがねぇのに そこを馬鹿にしないで欲しい!」
市民A 「なかなか面白い事いうな お前」
勇者A 「うああッ!」
市民C 「どうした 虫でもいたか?」
勇者A 「こ、こりゃ俺の顔じゃない
魔物だ… 俺、本当に魔物になってやがる!」
勇者A ( でもなぜだ 何故、知性を保ったままで居られる?
屍人になった勇者はみんな 木偶になっちまったのに
神は戦いから逃げた生き残りの俺を 許しちゃくれないのか! ) - 112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/07(土) 13:33:15.03 ID:oK4dKcUv0
- 国王 「ワシは肉は嫌いでな 魚でないと食えん
よく中まで火を通さんと承知せんぞ 骨は要らん骨は要らん」
側近A 「…私はこのまま王と自害する
このお姿を国民に晒すわけにはいかん
国王の血印を添えた手紙を書いた これを国に持って帰ってくれ」
僧侶A 「主席代官様…」
側近A 「魔法手紙が使えぬとは 魔力が失われた世界は不便だな」
僧侶A 「ですが、貴方まで死ぬ事は…」
側近A 「事情はどうあれ 王殺しの罪は自分の命で償うつもりだ
それに 私が忠誠を誓った王は このお方ただ一人
その人と共に死ねるなら本望と言うもの」
僧侶A 「男とはそのようにつまらぬ誇りで
未来と希望を簡単に捨てる生き物なのですね
いつもそう… いつもそうやって女を苦しめて」
側近A 「迷惑をかけたな」
僧侶A 「私は 決して希望を忘れません」
国王 「周りが暗いぞ 明かりを消したのは誰だ
私が怖がりだと知ってのいたずらだな?」 - 113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/07(土) 13:35:47.31 ID:oK4dKcUv0
- 勇者K 「勇者の体で好き勝手にやりやがって!」
Ζ 「どうした! その程度の腕では
呪われた血をすべて排除する事などできんぞ
この殻の他にも血を受けた全ての勇者が
魔族の憎しみを背負っているのだ 果たず終わった雪辱をな!」
大将A 「それは我らとて同じだ
仲間を失い 憎み 苦しみ 血を吐き出して死んでいった」
Ζ 「では何故戦う!? 何故殺す!」
大将A 「全ての元凶が貴様ら魔族だからだ!」
Ζ 「戦いを始めたのは誰だ!」
大将A 「支配を始めたのはお前達魔物だ!」
僧侶C 「なにをやっておる!たった四人の憑依者相手に 全滅してしまうぞ!」
勇者M 「こいつら魔王の血でまだ魔力が残ってんだ
それに比べて俺達はまったく魔法が使えんから
全滅してもおかしくはないぜ」
- 115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/07(土) 13:37:19.54 ID:oK4dKcUv0
- 僧侶C 「ええい私も戦う 賢者達にも武器を持たせろ!」
賢者A 「なりません! 神に仕える我ら賢者が
悪しきとも勇者の血を引く骨肉に傷つけるなど 出来はしません!」
僧侶C 「魔力が消えたのなら神も消えたと同じ事だ
いまさら 信仰もクソもあるものか!」
賢者B 「畜生坊主め 恥を知りなさい!」
Χ 「憎むのなら神とやらを恨むのだな!」
賢者A 「嫌! 死にたくない…!」
僧侶C 「ほれ見ろ、戦わんから…」
Χ 「貴様も逃がさん!」
僧侶C 「…!」
僧侶C ( こんな所で死ぬのか… やはり神は救っては下さらん クソッタレ )
僧侶C 「しかしただ殺されるだけだと思うな」
Χ 「火薬… 自爆か!?」
- 117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/07(土) 13:40:20.11 ID:oK4dKcUv0
- 勇者K 「生き残っている者は誰もいないのか!
血を受けたヤツもあと一人だけど…」
大将A 「魔王の因縁はこの手で断ち切る!」
Ζ 「踏ん張りが利かん、長くは持たんか…」
勇者K 「俺が死に役を務めてやるよ」
大将A 「前に出すぎるな!」
勇者K 「俺ごと切ればいいッ!」
Ζ 「これごときに私が… 封じられる!」
大将 「一千万人勇者を根絶やして さぞ満足だろうな
幾億の闇を越えて 人間を苦しめた貴様は何を得た!」
Ζ 「こんな不甲斐ない生き死にを 我は認めん!」
スパ―――ンッ!!
Ζ 「…!」
勇者K 「が…!」
大将A 「おのれ…!」
- 119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/07(土) 13:43:21.14 ID:oK4dKcUv0
- 僧侶A 「魔王は倒せたのだろうか… 神殿まで崩壊させて
軍隊も 全滅までして 仕留められなかった時は…」
大将A 「…」
僧侶A 「大将!御大将、無事か?」
大将A 「…」
僧侶A 「間に合わなかったか… 魔王の遺体はどこ?」
Ζ 「ええい!」
僧侶A 「!」
Ζ 「我は… 俺は何故争う」
僧侶A 「何をするか、無礼者!」
Ζ 「何故戦う 何故何も思い出せない… 魔王である俺が
この肉体を借りて得た この感情はなんだ!」
僧侶A 「この者が魔王なのか!?
最後の悪あがきで 勇者に乗り移ったのか!」
Ζ ( そうか、分かったぞ 勇者の肉体だからこの感情が芽生えた
だったら、我は… 俺は何も間違っちゃ…いな…い…… )
僧侶A ( 死んだ? 死んだのか 本当に魔王だったのか?
御大将がここまで弱めてくれなければ 私もやられていた… )
- 121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/07(土) 13:46:43.85 ID:oK4dKcUv0
- 村人A 「魔物だ、魔物が来たぞ 見えるか!」
村人B 「ああ、人型をしているな」
村人A 「厄介を生む魔族だ 追い返したほうがいいな」
村人B 「女子供は 家の外に出すな!」
勇者A 「待ってくれ 俺は母さんに逢いに来ただけだ
酷い顔をしているけど 心まで魔物になったわけじゃない」
村人A 「人の言葉を使う知恵があるのなら
今すぐに村を立ち去れ!」
村人E. 「母さん…? 待てよ こいつもしかして
魔物人 の子供じゃないのか」
村人B 「村を襲った女の息子?
でも こいつはどう見ても魔族そのものだぜ」
勇者A 「俺の母さんを知っているのか…
なんなんだ、魔物人 とはどういうワケだ!」
村人E. 「何にも知らないのか お前、自分が誰だかわからないのか」
- 123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/07(土) 13:49:08.30 ID:oK4dKcUv0
- 勇者A 「分からないな 母さんとは十年近く会ってないんだ
だから会わせてくれ 教えてくれるだけでいいんだ」
村人B 「知るかよ!」
村人E. 「魔物の子供と分かったのなら この化け物は生かしちゃ置けん!」
勇者A 「俺は必死に戦って、結果こんな体になっちまったんだぞ
何故、人の憤りだけを育てる! 何故恨む!」
村人A 「お前は 人間じゃないだろ!」
勇者A 「見た目だけで考えるな!」
村人D 「この村には 魔族に恨みを持たざるを得ない過去がある
そんな俺達の気持ちも分かってくれ」
勇者A 「この俺自身には憎まれる覚えなんかありゃしない
何があったか知らないけど 魔物みたいだからって一方的じゃないか
俺にだって言いたいことはある!」
村人D 「分かっているさ だから
お前の母親にあわせてやるよ」
勇者A 「母さんを知ってるのか?」
村人D 「俺は狩人だからな 知らないことは無い」
- 125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/07(土) 13:52:50.35 ID:oK4dKcUv0
- 村人D 「三十年以上前になる… 高貴な魔族が村の娘に恋をした
その娘は特別美しくも無く 華奢で病弱だったが
手先は器用で 慈愛の心に満ちた良き女性だった」
勇者A 「それって…」
村人D 「お前の叔母に当たる人だ 私の良き友人でもあった」
勇者A 「魔物と人間の恋… ラブロマンスだな
素敵じゃないか 禁断の恋って言うかさ
村の人たちは応援しなかったのかよ」
村人D 「するワケないだろう 魔物と人だぞ
争いが最も過熱していた時代だったし
それに 村は他の魔族によって壊滅的打撃を受けた
人間の女に恋した魔族への見せしめの為に」
勇者A 「それで その子供である俺の母親は忌み嫌われて
十六になった後 村を追い出されたのか
逆恨み以外の何物でもないじゃないか 母さんは関係ないのにさ」
村人D 「一応村には君の母の存在を認めている輩も居たよ
追い出す事に反対した奴もいた 俺がその一人さ
ところが 数年後、君の母親が村に帰ってきて…」
勇者A 「どうしたんだ」
- 128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/07(土) 14:09:43.86 ID:pgdYRbls0
- 村人D 「ここだ ここに君の母親が居る」
勇者A 「話はまだ途中だろう
母さんが なにかしたのか?」
村人D 「俺の妻を喰らった」
勇者A 「!」
村人D 「村に生まれた女だから 墓だけは作ってやった
しかし、恨みを忘れた訳じゃない 俺の妻だけじゃない 兄弟も隣人も
沢山… 沢山喰らった、俺の大切な娘の腕まで奪った」
勇者A 「待てよ、何でそんな目で俺を!」
村人D 「母親と同じように 俺が逝かせてやる」
勇者A 「アンタ 最初から俺を殺すつもりで…
俺に娘や家族の復讐をしたって 何にもならないんだぞ!」
村人D 「確かに 逆恨みかもしれない
でもお前の母は年を重ねて人間で居られなくなった
お前もいずれそうなる… だったら」
勇者A 「何でちょっとの我慢が出来ない
何で希望を持って考えられないんだ!」
村人D 「始まってからじゃ遅い
人としての知性があるうちに殺してやる」
- 130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/07(土) 14:11:39.91 ID:pgdYRbls0
- 側近B 「では この手紙に嘘偽りはないと申すのだな」
僧侶A 「はい 確かに王の血印でございます」
側近C 「王自ら国の解体を申し立てるとは思えん
それに側近と自害などと 怪しいものだ
魔王を倒したのは事実なんだろうな?」
僧侶A 「本当です! 生き残りの兵は一人もおりませんが
魔王の遺体を確認したのは確かです」
側近B 「貴様は半分嘘を言っておる
王は自害などしておらん 貴様が殺したんだな!」
僧侶A 「違います! 誤解です!」
側近C 「下手な嘘など 僧侶の分際でつくものではない
この手紙に記された "僧侶の身柄を保証"などと余計な事を書くから
疑われてしまうのだ」
側近D 「待ちなさい 決め付けるのは早い」
側近C 「若造の貴様に何が判断できるか!」
僧侶A 「調べてもらっても構わないのです
それは王の書いたモノではありませんが 私の直筆でも御座いません!」
側近B 「やはりホラを吹いていたか!
王の手紙ではないと白状したな!」 - 131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/07(土) 14:13:47.48 ID:pgdYRbls0
- 側近B 「もうよい この者の処罰を下す
地下牢の囚人共に この女をたっぷり侮辱させろ
十分に辱めた後はギロチンにかける」
側近D 「人が人にギロチンなど野蛮すぎます!」
側近C 「黙らんか 何故口を出す!」
側近D 「彼女が嘘をついているとは思えないのです」
僧侶A 「調べれば分かることです!
どうか私の言葉に耳を… あ!なにを!」
側近C 「王は消え 勇者の隊も全滅か…
しかし これで新たに国を創造する自由が出来たというワケだな」
側近B 「勇者の血に二百年も振り回された国だ
再建は困難だがやりがいは感じる
まずは 国民をうまく動かすことから始めよう
神の救いや宗教を利用して 国民の任意などどうにでもなる」
側近C 「そうだな 時間は山ほどある
連合議長国という地位を守る為にも…」
側近B 「忙しくなるな」
側近D ( お前達は ただ国が欲しいだけじゃないか!
魔法の力も感じなくなったし 神殿だって崩れたんだぞ ) - 132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/07(土) 14:17:53.38 ID:pgdYRbls0
- 勇者A 「待ってくれ 俺は…!」
村人A 「テメェ、猟師のダンナを…」
勇者Α「話を聞いてくれ なんでそんな目で見る!」
村人B 「猟師のダンナを喰らって ノコノコ村へ戻ってきたのか!?」
勇者Α「正当防衛なんだ、まだ息はある
この人、早く医者へ診せてやってくれ
俺は殺しちゃいないし 魔物でもない!」
村人E. 「信用できるか! 化け物め!」
村人B 「化け物め!」
勇者Α「違うんだ、何故言う事が分からない」
村人A 「足を矢で撃ちぬけ、身動きを取れなくしてやる!」
村人B 「絶対に村は守る 貴様ら魔族にはやらせはしないぞ」
Α 「俺は… こうなるために生きてきたんじゃないんだ
何故戦う、何故恨む、何故放っては置けない!」
- 138 名前:■〜4年後〜[] 投稿日:2009/11/07(土) 14:26:26.80 ID:pgdYRbls0
- 僧侶A 「虫除けの薬など要りません、血生臭くて鼻がおかしくなりそう!」
側近D 「我慢してでも使ったほうがいい 虻や蚊に刺されたら面倒ですよ
魔法が使えた四年前とは違うのです」
僧侶A 「ん… あの像は何か?」
兵隊A 「あれは地上に文明と英知を蘇らせた光の邪神像ですよ
この祭りは 谷間の農村特有のもので
神の御印を受けた邪神の怒りを静める為
四年に一度、歌と踊りでその御霊を持て成しているそうです」
兵隊B 「邪神を崇めるとは奇妙な農村だ
王国では邪心は魔力を乱す源とされている
こんな奴らの中に我々が探す魔族の生き残りが居るとは思いたくない」
側近D 「魔族とてその全てが 邪悪さに支配された俗悪な者達ばかりではなかろう
もしこの村に住む魔族の生き残りが
善良な魔物なら 僕の出世を助ける良き材料になる」
僧侶A 「魔族の血に秘められた 魔力を抽出できれば 御神木の復活も可能です
その功績があれば 次期王の座も 貴殿のモノ…」
兵隊B 「代官様がそのようにお考えならば 生け捕りにもして見せますが
我々は魔族の殲滅を目的に結成された部隊です
戦う意思を見せる限り 生かす事はしません」
側近D 「分かっている 結果として我々の脅威とならなければ良い」
- 143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/07(土) 14:28:48.42 ID:pgdYRbls0
- 村人C 「これ、怪物クンが作ったの? アタシに頂戴よ」
Α 「馬鹿野郎、勝手に触るんじゃない」
村人D 「嫌だと言っても 私は連れて行くつもりだ」
Α 「俺だって 故郷の祭りには一度くらい出て楽しんでみたいさ
だけど、村全体が俺の事を良く思っているワケじゃないんだろう
姿かたちだって 忌み嫌われて当然の格好をしているんだし」
村人D 「だから こういう祭りを利用して
村民権を得ようって言ってんだよ
そうでなくちゃ お前だけいつまでも独りのままだ」
Α 「それでいいんだ 誰にも迷惑はかけたくない
アンタに特別 心を許しているのはね
いつか俺が本当の魔物になった時 俺を殺して欲しいからだ
ちょうど今の俺くらいの年齢で
母さんは完全な魔物になっちまったんだろ?」
村人C 「アタシにも 心許してくれているじゃない」
Α 「そりゃ… 俺の母さんが お前の腕を喰っちまったんだからな
死ぬまで 罪滅ぼしするって決めたんだ」 - 144 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/07(土) 14:31:02.38 ID:pgdYRbls0
- 村人D 「一人でいつまでも木彫りの人形を作って暮らすのもいいが
そうやって孤独を溜め込んでしまったら 本当にいつか魔物になる
お前の母さんは 息子二人を王国に預けた寂しさから
心犯されてしまったのかも知れないんだからな」
Α 「アンタが俺に構ってくれるのはありがたいけど
でも、それって俺と同じように罪滅ぼしの意識なんだろ?」
村人D 「過去… 村人全てに
お前に対するおかしな感情を植えつけたのは俺なんだ
過去に縛られなけりゃ こんな誤解を招く事はなかったんだ」
Α 「でもアンタが責任を感じる必要は無い
確かに俺は 半分以上魔物だ… それは事実だ
だから、そういう優しさはかえって迷惑なんだよ 気に入らないんだよ!」
村人C 「義理の無いアタシの父さんの言う事は聞けないって言うの?」
Α 「ああそうだ」
村人C 「じゃあ腕の責任を感じてるアタシの言う事なら聞けるんだね」
村人D 「そうだ 賢いぞ
俺の娘は お前と祭りを楽しみたいと言っている」
Α 「なんだよそれ… そりゃ卑怯じゃないの!?」
- 146 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/07(土) 14:33:03.71 ID:pgdYRbls0
- 村長 「王国の使いであっても 我々の神聖な祭りを汚して欲しくはない」
兵隊B 「このドンチャン騒ぎが神聖とはな」
村長 「村の敷地は広大だが 村民の数はそんなに多くは無い
村人が一同に集まり宴を開くのは この祭り 一度だけなのだ
若い男女が出逢い 家庭を築くチャンスも兼ねている
邪魔をしてもらっては困る 村の存続に関わる!」
側近D 「運が悪かったと思って欲しい 無事、魔族との接触が終われば
村にはそれなりの礼もします
だから それまでは村民をこの広場から出さないで頂きたい
交渉の邪魔になり兼ねないのです」
村長 「若者の自由を 我々が奪う権利など無い!」
兵隊B 「草陰で乳繰り合う事など後日ゆっくりやらせればよかろう」
側近D 「僕も村全体のことは考えているんです
もしも魔物が暴れだしたら 速やかに村民を避難させなければならない
だから、こうして広場から動かずに居てほしいんです」
村長 「たしかに奴は魔物だが 悲しみを背負った魔族なんだぞ
今まで何一つ 人間に危害は加えてこなかったのに
それを 何故… 何故放っては置けない!」
- 147 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/07(土) 14:37:34.48 ID:VzLm5jhu0
- 僧侶A 「代官という お立場の貴方様が
こんな田舎にまで出向く必要もありませんでしょうに…
国に仕事は山ほど残っているのですよ」
側近D 「出世が絡む故、どうしても自分の目で事態を把握したいのです
魔法に詳しいアナタを生かして 今まで雇って来たのも
全ては この時の為なのです 多少の融通は利かせなさい」
僧侶A 「代理とは言え この事態が今の国王に知れたら
融通どころではないと言うことを 何故考えないのです」
兵隊A 「隊長、魔族の居場所分かりましたよ!」
兵隊B 「デカイ声を出さんでも聞こえている!
とりあえずは 部隊の半数を残して交渉に出向くぞ
何かあれば 閃光矢で知らせる」
側近D 「我々も接触部隊に同道するよ」
兵隊B 「いけません 広場に残ってください」
側近D 「僕だって自分の身の安全くらいはどうにかできるつもりだ」
兵隊B 「なら、この短剣を携行しなさい 木々の多い山道では
貴公が腰にぶら下げている金ピカのインテリアは役に立ちません」
側近D 「面倒だな… 短剣じゃ抗い切れんだろうに」
- 151 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/07(土) 14:39:31.42 ID:VzLm5jhu0
- 村人D 「 なんだ 虫の音じゃない」
Α 「今年の祭りの規模って こんな所まで騒がしくなるほど大きいのか?」
村人C 「そんなはず無いよ
だって 昨日は雨が降って準備がはかどらなかったモン」
Α 「血のにおいがする… 外は取り囲まれたらしい
なんだこいつら 軍隊か何かか?」
村人C 「アタシ見てくるよ」
Α 「馬鹿!大人しくしてろ!」
村人D 「軍隊が 村に何の用があってきたんだ…」
兵隊B 「立派に小屋まで構えて… これが魔族の住まいか?
まるで人間のように暮らしてるんだな」
兵隊A 「見てくださいよ 木を整形する作業場までありますよ
なにか 工芸品とかとか作ってるんですかね」
兵隊B 「遊びじゃないぞ! 左の茂みに回って
毒矢の準備でもしていろ!」
側近D 「そんな小細工は必要ない
住まいの様子を見て 知能のある魔物だというのが分かった
直接僕が 彼と話をしてみます」
- 153 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/07(土) 14:41:37.64 ID:VzLm5jhu0
- Α 「ひょっとして 国の政治がうまく行かないから
こんな小さな村まで 御布施をせがみに来たんじゃないか?
魔法が無くなってから 王国の治安は悪くなる一方だしな」
村人D 「確かに考えられるが そうだとすると
もう村の連中は 軍人に捕まって
金目の物を奪われているかも知れない」
Α 「こっちの一方的な誤解だといいんだが
血生臭い感覚は 嫌な感じだ どうする?」
村人D 「やられる前に有利な状況を作りたい
敵の一番偉そうな奴を捕まえて 降伏させよう」
Α 「俺が出れば 注意を引けそうだ
その隙に 頭を抑えてくれ できるよな」
村人D 「俺を誰だと思ってる この村一番の猟師だ」
村人C 「アタシは? アタシは何やればいいの」
Α 「この人形握って 祈っててくれ
首折れやすいんだから 大切に持ってろよ」
- 155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/07(土) 14:43:42.58 ID:VzLm5jhu0
- 側近D 「古よりこの地上の闇に潜む魔族の末裔よ
私は王国の使いとして参上した
貴公と この地上の行く末を変える 希望ある話をしたい」
兵隊B 「そんな声じゃ聞こえるはずが無い
私が先行して 小屋の中から引きずり出します」
側近D 「私は知性ある魔族と対等に話し合いたいのだ
野蛮な事は止めよ」
兵隊B 「これはお遊びではありません
ひとつ間違えれば 貴公の命に関わる」
カチャッ
兵隊B 「!」
兵隊A 「うあ、化け物だ! 本当に魔物が出たぞ!」
側近D 「何をやっているお前!何故矢を打った!?」
兵隊A 「だ、だって化け物が…!」
側近D 「交渉に来た者が憎しみの心を育ててどうする!」
- 156 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/07(土) 14:45:51.35 ID:VzLm5jhu0
- Α 「矢を打ってきた… やっぱりそうか!
この野郎、村人のみんなに何をした
これじゃあ山賊と同じじゃないかッ!」
兵隊B 「喋る魔物なら魔族に間違いない
敵意を剥き出しにしているのなら構わずに殺せ!」
側近D 「待て! こちら側が一方的に攻撃したのがいけない」
兵隊B 「敵意があるのなら殺さなきゃならんだろう!
ガキは引っ込んでいろ」
兵隊C 「ああッ! 隊長!!」
兵隊B 「捕まった兵ごと打ち抜いて構わん
奴をこれ以上好きにはさせるな
閃光矢で、後続を呼び出せ 赤色の閃光矢だ!」
兵隊A 「り、了解!」
兵隊D 「味方ごと撃ち殺すなんて… そんな」
兵隊B 「やるんだよ、早くッ!」
Α 「コイツはアンタらの味方だろう! 何故殺す!?」
兵隊B 「貴様が居るからだろうが!」
- 157 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/07(土) 14:48:00.20 ID:VzLm5jhu0
- 村人D 「殺し合いは無しだ」
側近D 「な、なんだ!? いつからそこに…」
村人D 「狩人は獲物に気配を悟られはしない」
兵隊B 「こいつもあの魔物の仲間か?
魔獣の生き残りが 人間に化けているのか!」
兵隊A 「たぶん、村人だと思います!」
兵隊B 「貴様に何の判断が出来る!
奴ら共謀して 俺達を根絶やしにするつもりだ
人間に溶け込んで いずれ王国も内側から支配されるぞ!」
Α 「そんなの勝手な誤解だろう 妄想はやめなよ
何の恨みがあって そんな言われ方されなくちゃならないんだ」
兵隊B 「黙れ 化け物、化け物め!」
Α 「この野郎、俺の姿がそんなに醜いって言うのか!」
- 159 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/07(土) 14:50:09.40 ID:VzLm5jhu0
- Α 「毎日三食 長寝 早起き 健康筋肉
お肌の手入れも欠かさない この俺に
どのツラ下げて 化け物呼ばわりする!
あんたらのお疲れ顔の方がよっぽどヒドいぜ」
村人D 「冗談言ってる場合か!」
僧侶A 「あなた方に攻撃の意思が無いのはわかりました
ですから 敵意を振り回すのはお止めなさい!
我が部下達の武器も納めさせます ですから 代官様のお命だけは…」
村人D 「そんな事言って 闇討ちでもされたら堪らないからな
村の様子が確認できるまで こいつを解放など出来ん」
側近D 「僕達は そんな野蛮ではありません」
Α 「先に矢を打ったのは アンタらだろうが
それが野蛮じゃないって言うのか!」
兵隊B 「黙れ化け物!」
Α 「こいつ… 後で喰ってやる!」
村人D 「我々には アンタらの奇襲が村全体を脅かす物だとしか考えられない
だから こうやって 高貴な立場らしいアンタを盾にするしかないんだ」
側近D 「誤解です 僕達はそんな悪しき存在ではありませんよ」 - 160 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/07(土) 14:52:11.95 ID:VzLm5jhu0
- 村人D 「なら、何故矢を打った 目的はなんだ!」
兵隊B 「魔族の生き残りが居ると聞いて
その血を 王国の為に捧げてもらう交渉に来たのだ」
Α 「俺の血だと? 悪趣味だな そういうのに興奮する王様でも居るのか」
側近D 「魔族の血には魔力が秘められている
それを研究すれば 御神木の復活が出来るやもしれん」
村人D 「王国に連れ帰って アイツの血を一滴残らず搾り取るのか
魔族でも我々の家族のように暮らしてきた男を
生贄に捧げるような事は させん」
兵隊B 「魔物を家族だと… 正気か!」
村人D 「知恵も知性もある こいつの手の器用さは確かだ
弓矢から 食器、木彫りの人形 何でも作ってくれる
村にとって 必要な男なんだ」
側近D 「別に殺そうというワケじゃない
使う分だけ血を分けてもらえればいいんです」
Α 「その話が全部本当かどうかも分からないのに
まだ信用は出来ないな! 村人の安否を確認させてくれ」
- 161 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/07(土) 14:55:26.90 ID:VzLm5jhu0
- 兵隊E. 「やばいぞ 代官様が捕まって 膠着状態になってる
何か交渉しているようだが 長引くとマズい」
兵隊F. 「ほ、本物の魔族だ…! 魔族なんて本当に居たんだ
二本足と腕が付いてて 本当に人間にそっくりだ」
兵隊G 「閃光矢の呼び出しがもう少し早ければこんな事には…
毒矢を準備しろ 狙い打つぞ!」
兵隊F. 「でも、話し合っているだけじゃないのかな」
兵隊H 「そんな訳があるか、捕まってるじゃないか!
早く矢を準備しろ 早く!!」
兵隊E. 「解毒剤はある
代官様に当たっても助かる 遠慮なく足を狙うんだ
そうすれば上手くいく やれ!」
兵隊F. 「隊長も 代官様も みんな話し込んでいるけど
何の会話をしてるんだろう…」
兵隊H 「虫の音が酷くて 聞きづらいな…
でもきっと 俺達に不利益な内容に違いない
相手は魔物なんだぜ? それをかばってる村人も
幻術か何かに 踊らされているんだ」
- 164 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/07(土) 14:57:12.51 ID:VzLm5jhu0
- 兵隊B 「ほら、見ろ 味方の武器は全部森へ投げ捨てた」
側近D 「私の短剣も腰から外します 首の締めを緩めてください」
村人D 「その作業は俺がやる
アンタは動くんじゃないよ まだ信用できんからな」
側近D 「強く結んだから 外すのは面倒ですよ?」
兵隊E. ( チャンスだ 目標の男が動いたぞ! )
兵隊G 「了解!」
シュッ!
側近D 「なんだ、矢が飛んできたのか…
この矢は 味方が使っている矢だ」
兵隊F. 「今だ! 全隊突入しろ!」
兵隊A 「どうなってんの!?」
兵隊B 「やめろ!誤解だ こいつらは敵じゃない!」
Α 「貴様ら謀ったな!よくも騙したなッ!
やっぱり俺達を根絶やしに… この野郎ッ!」 - 165 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/07(土) 15:00:07.56 ID:VzLm5jhu0
- 側近D 「やめてくれ 戦いは止めてくれ!」
兵隊H 「魔族の血は根絶やしにしてくれる!」
Α 「貴様らァ!」
兵隊B 「殺したな、俺の部下を殺したな!」
Α 「先に仕掛けたのはどっちだ!?
貴様達は絶対にやっちゃいけないことをやった!
俺を怒らせたらどうなるか そんなに知りたいのか!」
村人D 「待て… やめろ! 憤りで… 事を 起こすな…!」
兵隊F. 「なんて怪力だそれに知恵もある」
兵隊G 「毒矢を打てるものは 後方に下がって支援しろ!」
Α 「勇者として生まれて 魔物として育った俺の不運を
こんな 憎しみの為に使わせたのは貴様達の責任だ
皆殺しになっても 貴様達の業だと言う事を地獄でも忘れるなよ!
魔族の血がまだ俺に魔術を使わせてくれる…!」
兵隊E. 「何を言ってやがる! コイツ、早く消したほうがいい!」
- 167 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/07(土) 15:03:04.76 ID:VzLm5jhu0
- 僧侶A 「あれは…! あの光は…
代官様、お逃げください!」
側近D 「だめだ、彼の怒りを静めなくては…
この失態は僕の責任なんだ」
僧侶A 「雲が紫色に瞬いています あれはただの乱雲ではありません…
かつて勇者が魔王の闇を裂いた雷電の雲です!」
側近D 「魔法はもうこの地上から消えたハズだ!」
僧侶A 「魔族の強い血が怒りと混ざり 魔法を呼び覚ましているのです!」
側近D 「そうだとしても魔族に勇者の魔法が使えるわけが無い
何故よりにもよって雷電なのだ 君の見間違いじゃないのか」
僧侶A 「勇者と魔族の壮絶な戦争で 私は雷電を目の当りにしました
あれは確かに 雷電の輝きです!」 - 168 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/07(土) 15:05:55.21 ID:VzLm5jhu0
- 村人C 「なに… どうなってんの 父さん?」
村人D 「……」
村人C 「父さん どうしたの 矢が痛いの?
怪物クンは まだ戦ってるよ!」
村人D 「小屋…」
村人C 「何、お家の事?」
村人D 「入っていろ、すぐに… 終わるから」
村人C 「父さん 顔が青くなってる…
それ毒矢なんだね 毒の薬が要るんだね?
小屋の中に たぶん傷治しがあるから待ってて!
応急処置だけして それから毒を取らなきゃ」
村人D ( こんな所で死んでも 俺はまだ
何の償いも出来ちゃないんだぞ
たかが毒矢で 俺が…
あの雲を輝かせているのはお前か
そんな恐ろしい力で 何をしようってんだ ) - 169 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/07(土) 15:08:00.58 ID:VzLm5jhu0
- 村人A 「村長… あの光、邪神が放つものではないのですか!?
怒りの邪心が作る雷雲ですよ!」
村長 「そんな事はない 邪神の伝説など おとぎ話に過ぎん
あれはただの落雷だ その前触れに決まっている」
村人A 「でも、紫色に光っているでしょう!」
村長 「そんなはずは無い… 神の仕業だと思いたくない
神がいるなど信じたくは無い」
村長 ( しかし、本当に自然のものではないとすれば
あの魔族の若者が この光を生み出しているのか…
お前が あの伝説の邪神なのか )
村人B 「みんなあの方向を見ちゃいかん
目が焼けるぞ! すぐに鋭い稲妻が落ちる」
村長 「あの方角は魔族の生き残りが居る小屋の方角だ
雷が落ち着いた後に 彼を助けに向かうぞ
彼に会いに行った 王国の使いの安否も気になる」
村人A 「とっくに交渉が決裂して 殺されたんじゃないの?」
村長 「姿かたちがどうあれ我が村の若者だ そんな事にはさせん」
村人B 「来た!」
- 170 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/07(土) 15:10:41.01 ID:VzLm5jhu0
- 側近B 「あの稲光はなんだ」
大将B 「分かりませんがただの雷光ではない事は確かです」
側近C 「主席代官のご子息が
魔族の生き残りを調べに行った村の方角だな
代官という地位を親から頂いている身分でありながら
国の仕事もせず 遊びまわって 本当に腹立たしいガキだ」
側近B 「しかし あれが魔法による雷光だというのは考えられんか?」
大将B 「魔族なら魔法の枯れた今の世でも
少しばかりの魔法は使えます故、可能性はありえますが
雷を扱えるのは 勇者の血族だけで御座います
魔族が あれを起こしているとは考えたくありません」
側近B 「その理由は」
大将B 「あれが魔族による雷光だとしたら
魔物に堕ちた勇者が居るという事になります
一千万という大規模な数の勇者全てが
その死肉を蘇らせ 魔族に堕ちたと嫌でも推測せねばなりません」
側近C 「馬鹿な 蘇りはせんよ
あれは光の屈折で おかしな色に見えるだけだ
ほら、光が消えたぞ」 - 171 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/07(土) 15:12:40.84 ID:VzLm5jhu0
- 兵隊B 「う…」
兵隊A 「隊長!雷で仲間が全滅しました… 隊長!目を開けてください!」
兵隊B 「俺とお前だけか… クソ、馬鹿な息子を持って幸せだったよ
お前が先走って矢を打たなければ こんな事にはならなかった」
兵隊A 「どうすれば、どうすればいいんですか!
土ぼこりと煙が激しくて 奴の姿が見えません!」
兵隊B 「落ち着け」
兵隊A 「隊長… 父さん!」
兵隊B 「馬鹿、落ち着け」
兵隊A 「うう…」
兵隊B 「俺とお前は死ぬ 後ろを見ろ
奴は生かしちゃくれない」
Α 「ハァ… ハァ…」
兵隊A 「!」
兵隊B 「もし時間が戻るなら お前にちゃんと いい親をしてやればよかった
こんな化け物に殺されるなんて 情けない」
Α 「だれがそうさせた!」
- 172 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/07(土) 15:15:02.30 ID:VzLm5jhu0
- 村人B 「こりゃなんだ、これが雷の衝撃で!?」
村人A 「兵隊だけこっ酷くやられてる
高い木々はなんともないのに!」
村長 「慌てずに生存者の確認を急げ この村で代官が死んだとあれば
国の者達が仕返しに来るやもしれん
高貴な者が倒れていたら すぐに治療してやれ 兵隊には構わんでいい!」
村人A 「生きてます! 高価な服を着た奴は生きてます!」
村人E. 「こっちも 聖職者らしい服を着た女が気絶してます 手当てを!」
村長 「魔族の彼はどうした… 彼は無事なのか
小屋は無事のようだから 中にまだ居るのか?」
村人A 「そ、村長! ダ、ダンナが…」
村長 「狩人の者か」
村人E. 「毒矢にやられて… ダンナが…」
村長 「悲しんでいる場合ではない 魔族の生き残りを見つけて保護せねば」
- 173 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/07(土) 15:17:47.65 ID:VzLm5jhu0
- Α 「馬鹿野郎、なにやってんだ
しっかりしろよ もう眩しくなんか無いだろう!」
村人C 「眩しい 眩しい眩しいよ 眩しい」
Α 「たかが雷光くらいで なんでそんなに…
もしかして もう俺の声も聞こえないのか」
村人C 「お星様が落っこちて眩しいよ眩しいよ」
Α 「生き残ったお前がそんなになってどうする
俺が分かるか? 俺の顔が分からないのか!」
村人B 「貴様ァ!」
Α 「!」
村人B 「その子に何したんだ この子に何をやった!?」
村人C 「眩しいよ 眩しいよ 真っ暗で眩しいよ」
Α 「俺は何もやっちゃいない 俺は何もやっちゃいないんだ!
信じてくれないのか、俺は…」
村人B 「化け物のいう事を 信じられるかよ!」
- 176 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/07(土) 15:20:31.97 ID:VzLm5jhu0
- 側近D 「僕に構うな 僧侶の女性は… 彼女は無事か!」
村人A 「大丈夫、骨や肉に問題は無い」
側近D 「彼女が一足早くかばってくれなければ
今頃 僕は焼け死んでいたかもしれない
命拾いした分、この村に来た大義は果たさなくちゃ
魔族の生き残りはどうしました、彼は何処に?」
村人E. 「小屋だ… 小屋の中にいるハズだ」
側近D 「雷光で目がクラクラする…
しかし、これほどの力をまだ扱えるのなら
魔力の復活は 本当に出来るかもしれないぞ
彼に謝って、必ず協力をしてもらおう」
村人A 「そんなに今魔法が大事なのかよ
人が死んでいるのが見えないのかよ
どういう状況か… わかんないのかよ!」
側近D 「状況…? 仲間の兵達は!」
村人E. 「死んだよ 全滅だ」
側近D 「そんな…」
村人E. 「俺達だって泣きたいよ 猟師のダンナが死んだんだ」 - 177 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/07(土) 15:23:02.60 ID:VzLm5jhu0
- 村人B 「コイツがこの子を 物憑きに変えちまったんだ!
外の雷だって きっとコイツが!」
村長 「何もかも決め付けるな まだ話を聞くほうが先だ」
村人B 「魔物の話なんか聞きたくない こいつ殺さなきゃダメだよ!
村長が出来ないって言うなら 俺がやる!」
村人E. 「村長… やらせてやってよ
そいつの好きに殺らせてやってよ」
村人A 「村に山ほど災いの種を撒いたのは
間違いなく この化け物なんだ!」
Α 「誤解だ、ちゃんと話を聞いてくれ
何もかも決め付けやがって 一方的過ぎる!」
村人A 「その姿を誰が信用するか!化け物め!」
村長 「罵り合っているだけでは
何の解決にもならんというのが 何故分からん!」
村人B 「じゃあこいつを殺して 俺も死んでやる!
それでダンナの恨みを晴らしてやるんだ」
Α 「馬鹿野郎!」
側近D 「落ち着いてくださいまだ希望はあります」
- 178 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/07(土) 15:25:53.44 ID:VzLm5jhu0
- 村人C 「眩しい、眩しいよ 目が痛いよ」
側近D 「彼女の異常なら心配ありません
雷光で目と頭を痛めたようですが大丈夫です
僕の国で完治できる病です」
村人B 「本当か!」
側近D 「こうなってしまった全ての原因は我々にある
だから僕は 彼女を全力で治療して
この村をより良くするために国を挙げて支援する覚悟です」
村長 「覚悟で何が出来る 王国の若造に何が…!」
側近D 「信じてください 僕は国に帰って
王に直接取り入るつもりです だから彼を攻めるのは止めてください」
村人B 「何故そんなにまでにこの魔族をかばう
あんたの言葉がいまいち信用できないな」
側近D 「信じてください 連れてきた僧侶の女性をこの村に置いて行きます
僕が王国から戻る間 彼女を好きに使ってくれて構いません」
村長 「担保に女を使うのか!偉い人のやることかよ!」
側近D 「覚悟の証明だと思っていただきたい」
- 181 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/07(土) 15:31:27.86 ID:ynoWij8f0
- Α 「俺は、何も間違っちゃいないんだ そんなに俺が酷い事したのかよ
そんなに俺が憎いのかよ 何で信じられない 何故だ!」
側近D 「今度はその価値観 誤った概念を 貴方が変えていく番です
世界の人が 誤った戦争を引き起こさない為にも」
Α 「俺を使って、魔力を復活させたいと言っていたが
魔法で 憎しみ合いが全部綺麗に消えると思っているのか」
側近D 「魔力が消えてから国の治安は悪くなりました
それは国民全てが頼るべきものを一度に失いすぎたからです
勇者の軍隊… カリスマを持つ国王… そして魔法…
そのひとつでも 僕達で取り戻して見せましょう」
Α 「偏った力だけを手に入れて
余計に国を滅ぼすだけかもしれないんだぞ
人間はそう便利に出来ちゃいない」
側近D 「その時は 貴方が魔王となって人類を支配してください
それが分かりやすく 世界を平和に出来ます」
Α 「お国の偉いさんが言う台詞じゃないな」
村人C 「……」
Α 「眠ってやがる、コイツも王国に連れて行くんだろ?
だけど さっきの話… 本当に病を治す方法なんてあるのか」
側近D 「ありません 魔法の無い今はね
それでも守ってあげなさいよ」
- 183 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/07(土) 15:33:57.83 ID:ynoWij8f0
- ∫
王暦1079年…魔族の血を得た王国は神殿の再建に着工
〃 1093年…三代目の神殿完成
〃 1123年…御神木が完全に復活 魔力が地上へ行き渡る
〃 1153年…革命軍と王国による内乱が勃発
∫ さらに武器商人による武力介入により戦乱は悪化
Α 「やっと目覚めたか 眠ってからどれくらい経つか…」
村人C 「ん…」
Α 「ゴメンな 綺麗な血を汚しちまって…
だけどこうしなくちゃ ダメだったんだ」
村人C 「眩しくない… ここは何処、アタシ死んだの?」
Α 「ああ、俺の血を分けたから もうすぐ人間じゃなくなる
だけど 魔物として これからずっと一緒に居られるんだぜ
俺はちょっとずつ 記憶も思い出もなくなっているらしいが
お前に尽くさなきゃいけない大切な約束は忘れられないんだ
だから、一緒に居ような ずっとずっと一緒だ」
村人C 「アタシ、魔族になるんだ だからこんな素敵な気分なんだ」
Α 「ちょっと待っててくれ これから俺 やらなくちゃならないことがある
むかし、誓った約束を 果たす時が来たんだ 人を導いてやらなきゃ」 - 184 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/07(土) 15:36:07.64 ID:ynoWij8f0
- 陰暦0001年…魔王降臨
〃 0012年…全国に広がった紛争の波が沈静化
〃 0040年…全王国の消滅
〃 0087年…勇者の子孫が雷電の魔法によって魔王を封印
〃 0088年…勇者は子孫を残し消える
∫
新王暦0001年…各地に点在する村や町を統べる王国が誕生する
〃 0038年…国家同士の間にお互いの土地や商売のやりとりを定める
∫ 連合議会の結成
〃 0098年…魔王復活 が、かつての記憶を失う
魔物C 「魔王様、お迎えに参りました」
魔王 「なんだ… 迎えって」
魔物C 「思い出してください 貴方が成すべき事を」
魔王 「分からないな俺は誰なんだ 教えてくれ」
魔物C 「貴方は王です 魔王となった人です
そして アタシの命を救ってくれた たった一人の英雄です」
魔王 「魔王…」 - 187 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/07(土) 15:39:07.12 ID:ynoWij8f0
- 〃 0100年…王国が魔王の討伐に兵力を投入するも大敗
〃 0125年…魔物の多様化、増加が進行
〃 0354年…魔王の支配が拡大し全国家衰退
〃 0481年…戦闘に特化した魔法、魔術が蘇る
〃 0486年…魔物の支配地区を連合国が奪還
〃 0683年…魔王軍と連合国のこう着状態が続く
〃 0875年…連合国、魔王討伐の為二百年に渡る壮大な作戦を計画
∫
〃 1045年…魔族と人間の間に 子供が生まれる
〃 1074年…二百年に渡って行われた勇者の子作り&教育作戦が完結
〃 1075年…勇者勢による魔王城への総攻撃が始まる
魔王 ( 何故… 我は支配する 何故人間共を放っては置けない
この感情は何処から来た この血の源はなんだ 何がそうさせる
この血だけではない 魔物には私の知らぬ秘密があるのだ
せめて戦乱が始まる前に 秘められた過去を知りたかった )
魔物A 「何を思いつめていらっしゃるのです」
魔王 「貴公は 何故我ら魔物が支配を繰り返すのか分かるか?」
魔物A 「それが性というものではないでしょうか」
- 188 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/07(土) 15:40:35.34 ID:ynoWij8f0
- 魔王 「違うな 我らが地上へと出る前に
刻まれた記憶がこの血の中に眠っているのだ
私はそれがなんなのかを知りたい 思い出してみたい」
魔物A 「おとぎ話に興じている時では御座いません」
魔王 「分かっておる 勇者共の隊列はどうした」
魔物A 「は、依然一千万人勇者の戦力を抑えられません
骸骨の騎士達が 迎撃に向かってはいますが
この分ですと 15時間後に全滅すると予測……」
魔王 ( 何故戦う、何故争う 何故放っては置けない
何故勇者の血が 我の命を狙う
我ら人と魔族を繋げるモノはなんだ なにがそうさせる )
- 190 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/07(土) 15:42:02.40 ID:ynoWij8f0
- _..-‐'".::.::.:.:.:.:.:.:.:.::.:..:.: : : .`^‐ 、
.-'".:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:..::.:.:.:.: : : : :.__`-、
ノ´.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:: : : : : __`、
r'.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:: : : : : ._〈
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ゝ、.:.:.:.:.:.:_. -‐'´`',ニ=-、__.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..: : :}
)、.:.:.:}二`=、 '⌒..ニ二^~`ミ.:.::.:r,ニ,'i:;:;:;:;:;:;ソ
`L_;;| r,r…〉 !'」......! ミ.:.:|「`l l:;:;:;:;:;メ
} '┴/ リノレ‐'ノ:;:;;r'′
/l (__ - r<〜'
. お わ り /;:;": 、_--‐・ |:;:;:;`'‐- 、
/.;:;:;:;`ヽ ゙゙゙゙ .-' ト、:;:, -‐-、`-、
_,,.. -/.;:;:;:;:;:;:;:;:`_=、…''' ´ / lli{..:...:...:...``゙'ー-、
_r'"´..:...:...:.∠ -‐…''゙¨´..:..:.ヽ、 (_../^}...:...:...:...:...:...:..:...`、
ノ、_...:...:...:...:...:...:...:...:...:...:...:...:...:...:..`|l…---‐''´ /.:...:...:...:...:...:....:..:..:.`
- 185 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/07(土) 15:37:08.89 ID:LcIHB7I5O
- こうしてまた争いが続くのか…
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1 名前 : 投稿日:2009年11月13日 10:23 ▼このコメントに返信 不覚にもちょっとウルッときおた
2 名前 : 投稿日:2009年11月13日 10:27 ▼このコメントに返信 なるほどな
面白かった
3 名前 : うま投稿日:2009年11月13日 10:47 ▼このコメントに返信 ふかいわ
4 名前 : 投稿日:2009年11月13日 10:54 ▼このコメントに返信 堀井の後釜が出てきたな
5 名前 : 投稿日:2009年11月13日 10:54 ▼このコメントに返信 良かったよ
お疲れ様
6 名前 : 投稿日:2009年11月13日 11:33 ▼このコメントに返信 終わりが無いのが終わり
7 名前 : _投稿日:2009年11月13日 11:47 ▼このコメントに返信 すばらしい。この一言。
8 名前 : 投稿日:2009年11月13日 11:48 ▼このコメントに返信 面白かった
9 名前 : 投稿日:2009年11月13日 11:59 ▼このコメントに返信 話のオチをつけるのはやっぱり難しいんだなと実感
ループオチじゃちょっとスッキリしなかったよ
10 名前 : 投稿日:2009年11月13日 12:02 ▼このコメントに返信 おもろい
11 名前 : 投稿日:2009年11月13日 12:12 ▼このコメントに返信 このゲームいつ発売?
12 名前 : こええw投稿日:2009年11月13日 12:54 ▼このコメントに返信 無限ループ
13 名前 : まさに無限ループ投稿日:2009年11月13日 13:57 ▼このコメントに返信 歴史は繰り返すか。
14 名前 : 投稿日:2009年11月13日 14:58 ▼このコメントに返信 だれか30行でまとめてくれ
15 名前 : 投稿日:2009年11月13日 16:13 ▼このコメントに返信 深い話だな
16 名前 : 七氏投稿日:2009年11月13日 16:31 ▼このコメントに返信 でかい話なのにうまく纏まってる
ノンストップで読んでしまった
お見事
17 名前 : 投稿日:2009年11月13日 17:03 ▼このコメントに返信 この会話で続く話はなんとなくドラクエに限らずファミコン時代のRPGを思い出させるな
おもすろかった
18 名前 : 投稿日:2009年11月13日 19:00 ▼このコメントに返信 これはおもしろい
19 名前 : 投稿日:2009年11月13日 19:47 ▼このコメントに返信 無限ループって怖くね?
20 名前 : 投稿日:2009年11月13日 20:36 ▼このコメントに返信 ストーリーはいいんだがいかんせん読みにくいな
21 名前 : VIPPERな名無しさん投稿日:2009年11月13日 21:52 ▼このコメントに返信 面白かった
でもたしかにちょっと読みづらかった
漫画で読みたかったな
22 名前 : 投稿日:2009年11月13日 22:55 ▼このコメントに返信 突っ込むとあれだが、勇者と魔族の間に子供が毎回出来るのか?
23 名前 : 投稿日:2009年11月13日 23:10 ▼このコメントに返信 なんか、イデオンっぽいな
「なぜ戦う〜」の辺りとか
とおもったら190のAAってコスモ?
24 名前 : (`・ω・)投稿日:2009年11月13日 23:24 ▼このコメントに返信 2が出てたから一気に読んだww
25 名前 : 投稿日:2009年11月13日 23:34 ▼このコメントに返信 なかなか面白かった。
「便利」という言葉への執着はなんだったんだろうかw
ありきたりではあるけど、この量の読み物なら最後はループ抜け出してハッピーエンドにしてもらったほうがよかったかな。
26 名前 : 投稿日:2009年11月14日 02:43 ▼このコメントに返信 やけに富野っぽいセリフが多いと思ったら
最後のコスモで何となく分かった
27 名前 : 投稿日:2009年11月14日 15:44 ▼このコメントに返信 報われないからこそ、現実味が出てくるのか…
しかし深いな・・・・・・
28 名前 : 投稿日:2009年11月14日 20:10 ▼このコメントに返信 面白かったから一気に読めた
久々に話に引き込まれたわ…
なんか…泣きそう…(・ω・`)
29 名前 : !投稿日:2009年11月15日 12:46 ▼このコメントに返信 もっと評価されていい
ってか明らかにVIP向きのスレじゃない
30 名前 : .投稿日:2009年11月16日 02:09 ▼このコメントに返信 面白かった。こうしてまた歴史は繰り返していくんだな…。
31 名前 : 投稿日:2009年11月27日 18:54 ▼このコメントに返信 おもしろかった。
一千万人勇者なんてほぼ出オチだと思われたネタからよく繋げたとおもう。
ループに終わるのもうなづける規模のでかい話だった。
32 名前 : 投稿日:2009年11月29日 00:56 ▼このコメントに返信 タイトルでギャグだと思ったが、良いな
こういうの好きだ
33 名前 : 投稿日:2009年12月06日 04:12 ▼このコメントに返信 面白かった
34 名前 : 、投稿日:2010年01月05日 00:50 ▼このコメントに返信 こういう物語けっこう好きだ。
35 名前 : 無名投稿日:2010年02月23日 04:13 ▼このコメントに返信 面白かった
ストーリーが良いRPGって感じで良かった
36 名前 : 投稿日:2010年03月29日 09:48 ▼このコメントに返信 一千万人勇者とかギャグかと思ったら
・・・・壮大なラヴストーリーじゃないの
37 名前 : 名無し投稿日:2011年05月04日 09:59 ▼このコメントに返信 自ら悲劇を招いていれば世話ないわな
38 名前 : 以下、VIPにかわりまして暇人がお送りします投稿日:2012年05月04日 10:23 ▼このコメントに返信 おもしろい 次回作ないの〜